平和学習を通して交流を深めようと、沖縄県浦添市の中学生たちが宮崎県日向市を訪れています。

浦添市と日向市は、戦時中に、浦添の子どもたちが、日向市に疎開したことが縁で交流があります。

18日は、浦添市の中学生平和交流団10人が、日向市の十屋市長を表敬訪問しました。

交流団のリーダー、中玉利千彩さんが「日向市で学んだことを沖縄の人々に伝えられるよう平和学習に励みます」とあいさつした後、団員が、平和のメッセージを読み上げました。

「77年前、多くの人の命を奪った戦争、私たちは忘れてはいけない、この日の苦しさを、悲惨さを私たちは訴えなければいけない」

団員たちは、午後からは、日向市の中学生と、平和をテーマに意見交換することになっています。