スイング速度や軌道を確認

また、バッティング練習にも最新技術が。バットに取りつけられた装置『BLAST(ブラスト)』は、タブレットに繋げてスイングスピードや軌道を確認することができます。

チーム最速のスイングスピードを誇る黒木桜仁(くろき りゅうしん)選手の数値は、甲子園ベスト8の主力選手とほぼ同じだそう。

『BLAST』で計測すると…

『BLAST』の音声「132.5㎞」
チームメイト「えぐい…」

大津高校 黒木桜仁選手(3年)「数字でわかるのは練習が楽しくなりますし、モチベーションにつながるかなと思います」

大津高校は最新機器の導入に加え、髪型を自由にし週休2日制を取り入れました。

橋本徹也(はしもと てつや)監督は、野球部での3年間を有意義に過ごしてもらいたいと考えています。

大津高校 橋本徹也監督「叩き上げて育てるのではなく楽しみながらやる。そして固定観念や既成概念を壊して、新たな取り組みでも成長できる仕組みを作ろうという意図でやっています」

週休2日制を取り入れたことで日常的に疲れを溜めないことにつながり、去年の夏の大会で熱中症になったり、脚がつったりした選手はいなかったと言います。

今年の夏も、心身ともに整えて挑む大津高校。初戦は7月13日の予定です。