耳が聞こえない、聞こえにくいアスリートによるスポーツの祭典、「デフリンピック」が東京で開幕しました。11月17日は、陸上男子100mで熊本学園大学のスプリンター冨永幸佑選手が予選を突破しました。

冨永選手は生まれつき耳が聴こえませんが、ろう学校中等部の時に陸上を始め、高等部の時にはろう学校の生徒で競う陸上の全国大会で2位になりました。
そして今年、自己ベスト10秒89をマークし、デフリンピック日本代表の座をつかみました。
冨永幸佑選手(過去のインタビュー)「100mで金メダルを取ることを目標にしたいと思います」

デフリンピックの陸上競技では、選手たちは耳が聞こえないため、足元にあるランプの光を合図にスタートを切ります。
冨永選手はスタート良く、最後は余裕を残してフィニッシュし、11秒34の2着で、予選を通過しました。
あす18日、準決勝に臨みます。














