流れてきた“大きな冷蔵庫” ほとんどタイヤのグリップも効かず・・・

・7月6日午後7時44分
桐山さんの車にぶつかったのは、大きな冷蔵庫のようなボックスでした。その後、なんとか車の向きを変えて坂道を下っていった桐山さん。なんとか難を逃れました。

桐山さん
「もう流されるようにハンドルを右に切って、ほとんどタイヤのグリップがしていない状態で、もうこれは最後ダメかなと思って、かろうじて対処できました。」

ただ、6日の夜、この県道では、多くの車が濁流に巻き込まれていました。中には流されても車から脱出できない人もいました。

車ごと流された人は
「私の前にいた車も何台も流されるのを見たし、目の前も何も見えないし、最後は車が浮いて流され引っかかって停まったが、水はばぁっと来るし、反対側は川だし、子どももいるし、このまま死ぬんだろうなと思った」