暑さに慣れるためのトレーニングとは

(屋外での活動)
「暑い環境の中で、短い間でも運動する。繰り返しながら汗をかくトレーニングをする。運動する前から水分・塩分をとる。思春期であれば、500ミリリットル~1リットルくらい」

(自宅の環境)
「お風呂に入って汗をかくのもトレーニング。ただ単にシャワーだけなく、風呂につかる。部屋ではクーラーを使って涼しく過ごしてもらう。暑くなる時期の体の変化に慣れていく」

熱中症は、普段の生活だけでなく、仕事でも起こりやすい症状です。炎天下に加え、屋内でも十分な注意が必要です。

スーパー「アルゾ」では2024年から、従業員の夏服の基準を変えました。

もともとシャツは、えり付きのタイプと決められていましたが、熱中症予防などの観点からTシャツでも勤務できるようにしました。ズボンもチノパンなどが認められています。

店舗スタッフ(40代)
「動きやすくなった。暑さで薄着ができるのはすごく助かる」

アルゾ高陽深川店 西田敬佑 店長
Q. 服装以外の対策は?
「冷房の設定をレジは低めに。休憩室に塩分チャージなどを置くなどサポート。顧客と従業員の満足度を上げられたら」