それは、飯田市の隣、泰阜村で今年4月に完成したというある商品。

閉校した小学校の調理室で作られています。


商品を考えたのは、10年ほど前に地域おこし協力隊として埼玉県から移住してきた長尾透さん・有希子さん夫婦です。

材料は、先ほどの粉状の凍り豆腐と水、そして、軽く茹でたという「あるもの」。

まずは、その「あるもの」をミキサーにかけます。

社長・長尾透さん:
「しゃばしゃばの状態ですけど、だんだんねばっと」
「粘り気出てますね」

ミキサーにかけるとかなり粘り気が出てきました。

ここに粉状の凍り豆腐を入れて混ぜたら大きな鍋へ。

加熱しながらしっかり練っていきます。

そして、水で溶いた炭酸ナトリウムを少しずつ加え、空気を抜きながら枠に入れて固めます。

最後に熱湯の中に入れて50分ほど茹で上げ、水で冷やせば完成です。

ここで使った「あるもの」とは、泰阜村特産の芋。


そして出来上がったものは、粉状の凍り豆腐を入れたその名も「豆腐こんにゃく」です。