「線路の上」で電車を眺めながらの生ビール

最後は、名古屋駅。手羽先が有名な『世界の山ちゃん』が駅ナカにあるのですが、場所は、なんと、線路の上

これはリニア中央新幹線の工事に伴って使わなくなった名古屋駅東海道線の1番線ホームを有効活用する取り組みで、線路上に約300平方メートルの“ビアガーデン型”『山ちゃん』があるんです。ホームを挟んで向かいの線路には電車も走っています。

入り口で注文と支払いを済ませ、篠原アナが通されたのはスタンドテーブルのある「快速立ち飲みエリア」。快速だけあって、席についてからわずか38秒で生ビールと枝豆が到着しました。

篠原アナが「うわ~最高です!」と仕事中の生ビールを堪能していると、すぐさま、手羽先と串カツが到着。席に着いてからの提供時間は2分29秒!さっそく手羽先にかぶりつき…

篠原アナ:
「うま!スパイスが効いていてビールに合いますね〜。手羽先プリップリですよ!」

生ビールなどアルコール1杯(orソフトドリンク2杯)に、名物「幻の手羽先」が3本、みそ串カツ2本に枝豆がついた「快速立ち飲みセット」は1500円。

利用客:
「みんなで生飲みたいね、時間ないね、どうしよう、じゃあ1番線行こうという感じで。やっぱりね缶じゃなくて生だよね」

時間が無い人も嬉しい“快速提供”ができちゃう秘密は、2つ。
1つは世界の山ちゃん81店舗の中で「名古屋駅1番線店」だけに設置されている自動ビールサーバー。ジョッキを置いてボタンをポンと押すだけで、ほどよい泡加減の生ビールを作ってくれます。

さらに、手羽先は2度揚げなのでササっと提供することが可能なんです。

ちなみに、テーブルと椅子がある「ビアガーデンエリア」は飲み放題、食べ放題。(※大人4500円/90分 ※幻の手羽先は食べ放題対象外)

線路の上で飲むという“斬新で新鮮な体験”ができるだけでなく、目の前の電車なら、わずか30秒で乗れちゃうので、会社の飲み会などに重宝されているといいます。