世界一にして世界初の技術
日本銀行山形事務所の川村憲章所長によると、新紙幣には「世界初の偽造防止技術を2つ採用している」とのこと。
じっくり見てみよう。
まず1つ目は・・・『3Dホログラム』
お札を傾けると、赤枠部分の虹色に輝く肖像画が浮き出るだけでなく、左右に動いて見える!これは手に取るとじっくり見てしまう、まさにびっくり技術だ。
2つ目は『高精細すき入れ』
「すき入れ」とは、いわゆる「すかし」のこと。
光を通すと、絵柄が美しく浮かび上がってくるのはみなさん知っての通りだろうが・・・これまでとの違いがお分かりだろうか。
これまでは、お札の肖像画の部分だけが「すかし」になっていたが、新しいお札では、背景が加わった。この背景が、「細かいすかし」になっているのだ。
『3Dホログラム』と『高精細すき入れ』が入った新紙幣。日本の高度な技術を使い、より偽造がされにくいデザインになったというわけだ。
しかし、新紙幣誕生に感動しているだけではいられない。
注意しなければ、大変なことになるかもしれない。














