新紙幣はこうして誕生した!
そもそもなぜ、新紙幣を発行するのか。
それはズバリ「偽のお札を作られないようにするため」だという。
近年の印刷技術などの向上は無視できるものではない。家庭用プリンターでさえも高解像度のコピーが可能な時代。
基本的にお札はコピーできないように機械にプログラムされていることが多いが、安心はできない。
そのため、お札も新たな技術を投入して自己防衛を図らねばならないのだ。
川村所長は「引き続き安心してお金を使えるようにするため、新しい偽造防止技術を追加し、新しい銀行券を発行する」と話す。
新たな紙幣はこの3種類だ!

紙幣に描かれている人物は、1万円札が、これまでの福沢諭吉から、渋沢栄一(しぶさわ・えいいち)に。

5千円札が、これまでの樋口一葉から、津田梅子(つだ・うめこ)に。

千円札は、これまでの野口英世から、北里柴三郎(きたさと・しばさぶろう)にそれぞれ変更されている。

偽造防止を目的としている新紙幣。日本銀行は以前からこう言ってはばからない。「日本の偽造防止技術は世界一だ」と。
ならば見せてもらおう。新しい紙幣の特徴は、これだ!














