能登半島地震の被災地の企業を応援しようと、仙台市内で1日、石川県と宮城県の食材を組み合わせた新商品の発表会が開かれました。

仙台市内で開かれた発表会には、石川県や宮城県の食品メーカーなどからおよそ50人が参加しました。会では能登味噌と仙台味噌を使った牛タンなどの新商品が試食され参加者が石川と宮城の「味のコラボレーション」を楽しんでいました。

試食した人:
「美味しさが余計に増す感じがする。応援したい」

発表された新商品は、仙台市内の一般社団法人が中心となって開発したもので、東日本大震災の教訓をふまえ石川県の食品メーカーに販路の確保などの協力もしたということです。

能登味噌を作った志賀浦糀・味噌醸造場 志賀浦勝社長:
「東日本大震災で被災した人たちは、復興のノウハウを持っているなと思う。そういったところを教えてほしい」

主催者の食のみやぎ応援団 遠藤伸太郎代表理事:
「連携することによって、いろいろなシナジー効果が生まれるのを我々は経験している。そういうのを能登と宮城で展開していきたい」

食のみやぎ応援団 遠藤伸太郎代表理事

新商品の一部は7月11日に県内外のおよそ10か所で発売されます。

主催者は石川県と宮城県のコラボ商品を今年中に10種類販売したいと話しています。