過去事件の被害者への適用は見送り「まだまだ小さな一歩」

また、今回の改正では、過去に発生した事件の被害者への遡っての適用、「遡及」についても認められなかった。そうした点も踏まえAさんは「まだまだ小さな一歩だ」と話す。

「一歩前進ではあるけれど、まだまだ小さな一歩で、やはり改正案に目を通すと不十分な所もみられる。今回の改正では遡って適用されることはない。改正以前に起こってしまった遺族への救済や支援の拡充も今回の案の中には見つけられない。色々な立場・種類、被害者や遺族の人たちが明日を生きていこうと思えるような制度であってほしいと思うし、そうあらねばならない制度だと思う。小さな一歩として、これから改善・改正に向けて議論していく必要があると考えます」