国際社会の中で強い民主主義作る 今後も役割与えられれば努力したい
ー改正政治資金規正法は令和8年1月1日から施行されるが、そういった期限をいったん置いてもっと長期的なスパンでの政治改革の議論の必要性をどう考えるか。議論する会議体の必要性や、それが既存のものでできるのか新しいものを立ち上げるべきなのか
まず政治資金規正法のスコープかどうかという問題がある。全体像としてなのか、規正法なのかというのがありますけれども、規正法の中では間違いなく再発防止は一定の抑止力が効いたと思っていますので、次はやっぱり第3者機関をどう作るのか、ここが民主主義の根底を支える制度設計として注力すべきところだと私は思いますよね。
もう1つは政治資金全体の理解を醸成、共有していくこと、ここも国民の皆さんにこうなっているという、像がほとんど分かられていない部分がありますので、まずここを皆さんに申し上げてから、しかるべき方向での改革というのは、全体像としてはあり得るのだと思います。
ー第3者機関の設置について検討するというのがまず先と。公明党は年内に結論を得るべく、党内での議論というのも開始するが自民党はどうするか
ここは私、組織として何かオーダーをいただいているわけではありませんので、何とも今の自分では言いがたいものはありますけれども、少なくともやるべき、議論は始めるべきだと思います。
ーまた実務者として任命された場合には受けて、議論に参加する意思はあるか
民主主義全体をどうやってこれから、不正を許さない民主主義であるとともに、国際社会の中で強い民主主義を作っていくというのは私は考え方は変わりませんから、与えられた役割があるのであれば、その努力はしていきたいと思います。