「時代をつくっていきたい」と意気込むも理想と現実のギャップに直面
佐伯紅実子さん
「ウエディング関係のドラマを高校2年生か3年生のときに見たときに、もう(目指すのは)この世界だなと思って影響されました。そこから専門学校とかを探すようになりました」

憧れていた東京で専門学校に入学し、ウエディングのヘアメイクを専攻。2年間勉強した後、ホテルの中にある美容室に就職した。自分が流行りをつくる意気込みで働き始めた。
佐伯紅実子さん
「時代についていくよりも時代をつくっていきたいと思っていた」
しかし就職後は、理想とは違う現実とのギャップで苦しんだ。

佐伯紅実子さん
「正しいと思ってきたことが全然通用しなかったりとか、正義だと思って言っていることが全然わかってもらえなかったりとか、もうとにかく海外で働いて、日本の堅い社会を一度出てみたいと思った」
海外での仕事を視野に入れ始め、昼も夜も仕事をしながら再び学校に通い、3年で美容師免許を取得。

そして、その頃に働いていたウエディング会社がハワイに支店を持っていたことで会社に直談判し、6年間ハワイで勤務。
佐伯紅実子さん
「環境がまず全然違うので、外でヘアメイクをして外で撮影をして、外で挙式をするっていう環境だったので、とにかく自然の影響を受けまくる。いろんな環境のもとでヘアメイクをすることによって、すごく勉強になった部分はたくさんありました」

そして、同じ頃から始めたSNSで世界がさらに広がる。