選手たちのほとんどが「地域おこし協力隊」に任命

新富町を拠点に、日々、練習に励むヴィアマテラスの選手たちですが、そのほとんどが地域おこし協力隊に任命され、様々な活動を担っています。

今年4月、協力隊の中に発足されたのは、学校サポート班。
体育教員の免許を持つ選手4人が班に所属し、町内の小学校と中学校を週3日、訪問しています。

この日は、富田中学校で行われた水泳の授業に、MFの板倉楓選手とGKの青柳麻理鈴選手が参加。
生徒たちのタイムを測るなど、授業をサポートしていました。

(富田中学校3年 田代慶尚さん)
「ちゃんと指導してくれたり、注意してくれる」
(富田中学校3年 矢野輝さん)
「ニコニコでやってくれてるから、笑顔をもらえるというか、元気をもらえる」

(ヴィアマテラス宮崎 板倉楓選手)
「生徒が楽しいことが1番なので、そこを考えてやっている
(ヴィアマテラス宮崎 青柳麻理鈴選手)
「生徒と接することで元気をもらえる」

週末に行われた試合の後には、生徒や先生から試合の感想をもらうことも多いのだそうです。

(ヴィアマテラス宮崎 板倉楓選手)
「得点を決めた次の週明けの火曜日は色んな生徒から『決めたね』や『見てたよ』『すごいね』など、そういう言葉をいっぱいもらえてすごくうれしい」

さらに、ホーム戦では放送部の生徒がスタジアムDJに挑戦。選手たちにとって心強いサポーターとなっています。

(ヴィアマテラス宮崎 青柳麻理鈴選手)
「あの生徒だと思ったりして嬉しくなった」
(ヴィアマテラス宮崎 板倉楓選手)
「新富町全体で応援してくださっているというのを、すごく身近に感じる部分も多くて、サッカーしてて良かったなと感じる」