完全復旧までに5か月

のべ700人のボランティアの協力もあり、被災から8日後に外来診療の受け入れを再開できたものの、被災前のような医療提供体制に戻るまでには約5か月かかったということです。
コンクリート製の防水壁 赤外線カメラ

RKB 三浦良介記者「浸水対策として、病院の周りを取り囲むように高さ1.6メートルの防水壁が整備されました。去年7月の記録的大雨では、この色の違うブロックのあたりまで水につかったということです。」
今年3月からはじまった浸水対策工事。
病院の敷地約1万9300平方メートルを取り囲むように、630メートルにわたってコンクリート製の防水壁を整備し、外の浸水状況を確認するため、赤外線カメラも新たに設置しました。

さらに、敷地内にたまった雨水を排水できるよう、排水ポンプを30台整備しました。
田主丸中央病院 山本和雄 医療情報部長「去年の水害の時に、こちらの機械はほとんど水没して故障しました。ですから今年は2段かさ上げして、水害に遭わないようにしています。」