そして、3回目。最後の営業です。
さちさんの両親がカフェを訪れました。

さちさんがカフェでの接客という挑戦を決めたのは、母親の千恵さんの応援があったからでした。
太田さちさん
「一番最初にやろうって決めたんですけど、『リモートで話す』と言われて、そこで一回諦めたんですけど… お母さんと(話し合って)『じゃあ、やってみようか』となって、チャレンジしてみました」

娘の姿を見た母親の千恵さんは…
「泣きそうになるのを必死で抑えました。でも、なんか楽しそうなので良かったです。わが子ながら尊敬するというか、自分のコンプレックスを…凄いなの一言です」
娘の活躍を少し離れたところから優しく見つめていました。
接客にも慣れてきたさちさん。閉店まで、たくさんのお客と大好きな会話を楽しむことができました。

太田さちさん
「1回目と2回目のときよりも、他の人と話すときに笑顔だったりとかできたので良かったです」
大きな挑戦を終えたさちさんには、一つの夢が芽生えていました。
「話してる時に笑顔とか、接客上手だねみたいなことを言ってもらって、それで自信がついたし、このカフェを通して接客をする仕事に挑戦したいなって思って」

自分の可能性を見出したさちさん。
これから、新たな挑戦が始まります。














