『注文に時間がかかるカフェ』をご存じでしょうか?
言葉がでにくい『吃音(きつおん)』がある若者が接客するカフェで、新潟県内では初めて佐渡でオープンしました。勇気を出して接客に挑戦した生徒に密着しました。

6月22日、佐渡市で一軒のカフェがオープンしました。
一日限定の「注文に時間がかかるカフェ」です。

スタッフを務める3人には『吃音』があります。
吃音は話し言葉が滑らかに出ない、発話障害の一つで、音をくりかえしたり、引き伸ばしたり、ことばを出せずに間があいてしまったり…
吃音の症状で注文に時間がかかるときがあるので、『注文に時間がかかるカフェ』と名づけられました。

接客スタッフとして参加した佐渡市の太田さちさんです。
「おしゃべり大好きなので、たくさん話してほしいです」
エプロンには、そんなメッセージが書かれています。

太田さちさん
「接客は本当にしたことがなくて初めてなんですけど、相手も笑顔で接してくれるので気持ちよくできています」