sel lesser coffee 持田祥平さん
「浅煎りのコーヒーなんです。今まで飲んだコーヒーではないようなフルーティーな味わい、フローラルな味わい。あとは、温度帯によって、どんどん味が変わっていく。コーヒーがひとつのカップで、いろんな顔を見せてくれるんです」

持田さんのコーヒーは「浅煎り」がポイント。

国立がん研究センターがん対策研究所が発表しているコーヒーと死亡リスクのデータによると、コーヒーをほとんど飲まない人とコーヒーを飲む人を比べてみると、1日3杯から4杯までであれば、心臓や脳の血管に関わる疾患、呼吸器疾患で、死亡リスクが減少しているといいます。

コーヒーに含まれるクロロゲン酸に、血糖値を改善し血圧を調整する効果があったり、カフェインが血管の内側を改善する効果があると考えられていて、コーヒーには健康的な一面があるのです。

持田さんは、こうした脳梗塞や脳出血の死亡リスクを減らすとされるコーヒーをよりたくさんの人に楽しんでもらえるよう、苦みが少なく飲みやすい浅煎りのコーヒーを提供しているといいます。