■憎かった米軍捕虜 操縦席の“あるもの”で感情に変化

(高木敏行さん)
「飛行機は砂地に突っ込んだままだった。友達が竹で飛行機をたたいた。操縦席を見てみたら、家族写真があった。あれにはびっくりした」


それまで「敵」という感情しかなかったアメリカ兵に対し、「同じ人間なのだ」と気づかされた瞬間でした。

(高木敏行さん)
「やっぱり家族がいるんだな。家族を思って戦っているのだなと」


その後、感情の変化があったと振り返ります。


(高木敏行さん)
「当初は憎かった。この連中がこの辺を空襲したのだなと。でも家族がいて、敵国に不時着したアメリカ人が殺されなければいいなと思った」