バスタ新宿に続け!松山駅周辺の「バスタ」整備は?

松山市はJR松山駅の東側に、バスターミナル「バスタ」の整備を目指し、現在検討を進めています。

「バスタ」は、国が全国各地で整備を進めているバス・鉄道・タクシーなどの様々な交通機関がつながる集約型ターミナルのことで、2016年に供用開始された東京の「バスタ新宿」がそのさきがけです。

全国では7か所で事業化、松山を含む2か所で検討会の設置に至っています。

バスタ新宿(東京)

松山市では2022年から専門家や交通事業者で構成する「松山駅交通拠点機能強化検討会」の場で話し合いを重ね、去年11月に「整備方針」が策定されました。

この整備方針の中では、バスタを整備するにあたっての次の5つの柱が示されています。

①バスやタクシーなどの乗降場・待機場を集約し、鉄道や路面電車を含め多様な交通手段間の接続を強化
②伊予鉄道松山市駅とのアクセス強化など駅周辺地区の交通円滑化
③次世代モビリティー導入など移動の利便性・回遊性向上
④災害時の帰宅困難者受け入れなど防災機能の導入
⑤効率的な施設運営に向けた官民連携

松山市はこの方針をもとに、より具体的な「事業計画」の策定を進めるということです。