自分たちの個性を大切に、互いの良さを認め合う、ブレイキンの真髄に触れてもらいたいと考えています。

「みんな個性あるじゃん、お父さんお母さん違うでしょ、顔も違うでしょ、手の長さも違うじゃん、そういうの全部生かせるダンスなのブレイキンって」
「個性、みんなこれからどんどん出てくると思うからそれを大事に。ブレイキンじゃなくてもそういうの大事にしてほしいなと」

女子生徒:
「ダンスが私は凄く苦手なんですけど、リズムに乗って体動かすのは楽しくて」
「なんか体が気持ちよかったです」

男子生徒:
「自分のスタイルをダンスで表してダンスの輪の中で語り合える文化はいいと思った」


現在は、県内10か所のスタジオで、5歳から大人まで80人を指導する真鍋さん。

この日は、未来のオリンピアンを目指し特訓を重ねる選抜メンバーのレッスンです。

「ぱちって止まらないフリーズも覚えたいのよ、落ちそうで落ちないヌメヌメの」

常に新しい技を取り入れ、共に成長しあうレッスンを目指します。

生徒:
「もっと成長したいし、他の人からも知られたいしうまくなりたいし」
「(ブレイクダンスは)大好きです」

真鍋さん:
「心がぱちっと変わるとすぐに踊りも変わって子どもってそこが一番面白いところ」

スクールには、全国の大会に出場し、日本代表強化選手に手が届きそうな生徒も出ています。


真鍋さん:
「その子がまた次世代を育ててくれる環境が長野に整っていくとうれしくて」
「今は本当に種まきです」