6月23日(日)vs. 中日(バンテリンドーム)

1勝1敗で迎えた3戦目。先発は、前回の登板で1勝目を挙げた 玉村昇悟 。3回にピンチ。2アウトから中日・板山祐太郎 にタイムリーを打たれ、先制を許してしまいます。

カープの反撃は6回、3試合連続で4番の小園。リーグトップタイとなる73本目のヒットで出塁します。さらに 堂林翔太 が続き、1アウト・3塁・1塁とチャンスを広げます。

天谷宗一郎 さん
「強引にいってしまうと内野ゴロになるコースに投げ切っているんですけども、そこをしっかり狙って、踏み込んで打っていきました」

打席には、2週間ぶりのスタメンマスク・石原。大事な打席できっちり仕事(犠牲フライ)を果たして同点。ゲームを振り出しに戻します。

天谷宗一郎 さん
「これも初球なんですけども、強引にならずに方向性をしっかりと意識したバッティングでした。すばらしかったです」

玉村は、緩急と両コーナーを使ったナイスピッチングで6回を1失点。マウンドを後続に託します。

天谷宗一郎 さん
「ヒットこそ打たれていますけども、危なげないピッチング。日々、成長しているなと感じます」

玉村昇悟 6回 球数84 被安打6 奪三振3 失点1

同点のまま、8回。“勝ちパターン” ・島内颯太郎 が、カリステにタイムリーを打たれ、痛恨の失点。これが決勝点となり、またも中日に負け越し。リーグ2位の阪神とのゲーム差は「2」となりました。(中日 2-1 広島)

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青山高治 キャスター
中日戦はなんかイヤですね。

RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
そうですね。ドラゴンズのピッチャーがやっぱりいいんですよ。そこが大前提になるので、ロースコアの試合展開っていうのはカープとしては持ち込んでいきたい。カープらしい戦いはできているんです。ただ、このドラゴン戦に限っては、次の1点というところがなかなか取れないなっていう試合が多く続いています。

青山高治 キャスター
今シーズン、どうしてもドラゴンズに苦しんでいるイメージがあります。

田村友里 キャスター
ただ、ピッチャー陣はよかったですね。守備でも好プレーもありましたし。

天谷宗一郎 さん
本当にカープらしい野球っていうのはしっかりとできていると思うんです。今週からはマツダスタジアムで試合になりますから、ちょっと気持ち切り替えて、また臨んでもらいたいなっていうふうには思います。

青山高治 キャスター
そんな中で大瀬良投手の防御率が0.87。

天谷宗一郎 さん
ちょっと異次元すぎて、わからないんですけれども。カットボールをしっかりと投げ切っているんですけれども、それ以外にシュート・フォークっていうのが、ことしは非常に輝いているというピッチングが続いています。