6月22日(土)vs. 中日(バンテリンドーム)

先発は、両リーグトップの防御率0.96を誇る “ノーヒットノーラン男”・大瀬良大地 。立ち上がりから危なげない堂々のピッチングを見せます。

2回には、中田翔 の当たりに 秋山翔吾 が飛び込んでナイスキャッチ。

天谷宗一郎 さん
「そうなんですけども、秋山選手からすると当たり前のプレーですよね」

打線は、4回、先頭打者の野間がフォアボールを選び、1アウト・1塁のチャンスで 末包昇大 。今度は会心。前の打席での凡退を払拭する値千金の先制ツーランホームランはチームトップの6本目。

天谷宗一郎 さん
「低目のボールですけどもうまく角度をつけました。ナイスバッティングです。(一発は)魅力ですよね。末包選手が打つと(チームが)乗りますよね」

そして、そのウラの守備でも末包が魅せます。打球に滑り込んでキャッチ。チームを救いますが、ここでアクシデント。左太ももを気にしながらベンチに下がります。心配ですね。

天谷宗一郎 さん
「選手から言うのはなかなかないと思うんですけども。ちょっとヒヤッとしました」

少しイヤな雰囲気が漂う中、直後にこの日、初めてのピンチを迎えます。しかし、大瀬良は落ち着いたピッチングで中日打線に得点を与えず。その後も7回までわずか3安打の好投。29イニング連続の無失点投球を披露します。

大瀬良大地 7回 球数110 被安打3 奪三振5 失点0

天谷宗一郎 さん
「本当にすばらしい、安定したピッチングを見せてくれています」

最後は、栗林良吏 が、2年ぶりの20セーブ目を挙げて試合終了。大瀬良は無傷の4勝目を挙げ、防御率0.8台に突入です。(中日 1-3 広島)