鳥肌を自力で立てることができる人がいるらしい!?
片平准教授は鳥肌の解明には「時間がかかる」といいます。
鳥肌が立っているときの脳の活動を調べるには、MRIのような機械で検査する方法などがあります。ただ、慣れない環境だと鳥肌は立ちにくく、データを集めるのは膨大な時間がかかるという事です。
そこで、片平准教授は「意図的に鳥肌を立たせることができる人」を集め、鳥肌が立つ時、脳の中がどう動いているのかを研究しています。
鳥肌は本来、自身でコントロールすることができない生理反応ですが、これまでの研究で、意図的に鳥肌を立てられる人が人口の約0.5%存在することが分かっていて、実は、片平准教授もその一人だということです。
ーーどうやって鳥肌を立たせるんですか…?
言葉では説明しにくいのですが、首をすくめるみたいな感じですね。首の後ろとか背中とかに意識を集中させたりする人も多いです。ゾゾゾという感覚があって、鳥肌を呼び込めるような…どこにどう働きかけているかは表現できないんですけども…

ーーどの部分に立たせている人が多いですか?
腕ですね。力を入れる感じの人もいますし、身体を動かした方が立てやすいという方もいます。