「すごく弱かった」幼少期に始めた“相撲”がきっかけに 東京へ進学
一戸さんの父親が地域の子どもたちに相撲を教えていたこともあり、兄弟も一戸さん自身も相撲をやらされていた。

一戸郁哉さん
「すごく弱かったんです、自分は。練習は、いつも泣き泣きやっていましたね」
高校は相撲の強い五所川原農林高校へ。畜産から勉強し、この頃から牛や豚などの畜産に詳しくなっていった。大学は、相撲部の先輩がいた日本大学に進学し、そこでも相撲部に入部した。

一戸郁哉さん
「日本大学に行けば、少しは頑張れるかなっていう感じがした。その前に高校の頃に合宿で東京に来ていたので、日本大学の合宿の雰囲気で慣れていたからね」

大学卒業後は、ふるさとの青森に帰るつもりだったが、父の一言で関東で就職することになる。