狙う理由は「東京の飽和」と「コンビニなどとの競争激化」
では、なぜ今、関西が激戦区になっているのか。理由はいくつかあります。
まず東京がスーパーの飽和状態にあるというデータがあります。1km当たりの商圏人口は、東京は9867人と多いのですが、大阪は4604人で、千葉の1217人よりは多くなっています。一方で、人口10万人あたりのスーパーの店舗数は、東京は21.5店舗と飽和状態になっていますが、大阪は17.3店舗で、千葉の16.3店舗と同じような数で、人口の割にはまだ出店の余地があるとみられています。