広島地裁で「黒い雨」を巡る訴訟の意見陳述が行われました。追加提訴もあり、原告は合わせて46人となりました。この問題について考えます。

今から79年前、原爆投下後に降った放射性降下物を含む雨がいわゆる「黒い雨」と呼ばれるものです。

去年4月、この「黒い雨に遭った」のに被爆者健康手帳の申請が却下されたとして、広島市や県を相手取って訴訟に踏み切った人たちがいます。最大の争点となるのは、「そこに黒い雨が降ったのかどうか」。体験した人の話を聞いてきました。