“基幹”自動車産業…稼働が止まった関連企業には資金繰りの支援も
名古屋銀行の会議室。モニターには「売上減」「影響大」などの文字が並びます。
(名古屋銀行 自動車サプライチェーン支援室 塩澤圭一さん)
「必要に応じて、資金繰りの支援を迅速にしていく」


名古屋銀行で、2019年に発足した「自動車サプライチェーン支援室」では、実際にメーカーで働いていたOBらが銀行員となり、融資先の企業にヒアリングを行っています。
(名古屋銀行 塩澤さん)
「東北に拠点を持っているサプライチェーンなどは、影響を受けているところもあるが、全体でみると、そこまで影響は大きくない」

名古屋銀行と取引がある自動車サプライチェーン企業は、数千社にものぼります。多くの企業は現時点では大きな影響はないということですが、一部機械の稼働が止まった企業などには資金繰りの支援を検討しています。
(名古屋銀行 塩澤さん)
「日本の中でも、自動車産業という市場は非常に大きいので、愛知県だけの問題ではなく、日本全国で影響してくる問題になる。名古屋銀行単独ではなく、あらゆる外部機関と連携して動いている」

自動車は日本経済を支える基幹産業。影響が出ているのは部品メーカーだけではありません。
(ナルキュウ中部 酒井誠社長)
「いまはこんな感じだが、前の(ダイハツ工業・豊田自動織機の)生産が止まった時は、向こうが見えなかった。上に(部品を)積んでいくので」


愛知県大府市に拠点を置く運送会社「ナルキュウ中部」。積み荷の約7割が自動車部品です。
(ナルキュウ中部 酒井誠社長)
「現時点でも影響は出ている。工場が動いていれば部品を持っていけば受け取ってくれたが、いまは受け取ってくれないと思う。部品メーカーから物は引き上げてくるが、納品できない。僕らが滞留してしまう」


部品メーカーから部品を預かっても、自動車時代の生産が止まってしまうと、納入できないため、自社に保管せざるを得なくなります。
(ナルキュウ中部 酒井誠社長)
「(部品が)上にどんどん積みあがって、古いものが余計奥に入っていって、さあ生産が始まったという時は取り出すのも大変」
さらに、ことし4月から直面している大きな課題が…














