「世界初!だらけ」だった日本のガラケー

平成の時代、世界に先駆け、日本独自に進化したガラケー。

平成元年(1989年)、携帯電話の契約数は約49万台でしたが、2000年には6000万台を突破し(※総務省データより)、電話は“一人一台の時代”にかわりました。

街でガラケーの思い出を聞いてみると、懐かしい“ガラケーあるある”が次から次へと!

▼「アンテナを出して、上に振ってみたり」(50代男性)
電波が悪ければ探す。中には、めちゃくちゃ長くのびるアンテナをつける人もいました。

▼「ストラップじゃらじゃらつけてた。ケータイよりでかいストラップ」(20代女性)
平成ファッションのひとつ、ストラップも大流行。

歌手・浜崎あゆみさんモデルの“ヒョウ柄ガラケー”なんていうのもあり…。
▼「流行っていた。クラスのカースト上位はみんな使ってるみたいな」(30代女性)

さらに、世界に先駆けて「電話だけでなくインターネットを使える」ようにしたのが、ドコモの「iモード」。ここから、携帯メール文化が加速。
また絵文字も、iモードと同時に 生まれた日本発の文化で、爆発的に流行しました。

今では必須のカメラ機能も日本発!
2000年、Jフォン(現ソフトバンク)から発売されたカメラ付き携帯(シャープ製「J-SH04)は、“思い出を写真で共有する”時代をスタートさせました。

他にも「ワンセグ」「おサイフケータイ」など、平成期に日本独自に進化したガラケーでしたが、今では日本の携帯電話の97%がスマートフォンに。(※2024年調査/NTTドコモ モバイル社会研究所)

3G回線も続々と終了しています。(※4G回線を使用している機種は利用可能)
▼au:2022年3月終了
▼SoftBank:2024年7月31日終了(※石川県以外はすでに終了)
▼docomo:2026年3月31日終了