早く帰る方が「料理担当」
「家事の役割は特に決めていなくて、気づいた人がやっています。」
そう話すのは、現在3歳の子を育てる渡辺さん夫婦。
共働きですが、夫婦2人で協力し日々の食事を準備しているといいます。
渡辺さん(妻)
「平日の夜は汁物などを作って、あとは週末に作った作り置きのおかずを出すような形にしています」
渡辺さん(夫)
「繁忙期によって逆になることもあるんですけど、今は平日の夕食は私が担当しています」
同じ職場につとめる地方公務員である2人は、朝・夕に子どもと家で過ごす時間を確保するため、今は夫が午前8時~午後4時45分、妻が午前9時~午後5時45分と、時差出勤制度を活用し勤務しています。
そこで、夕食は早く帰宅する夫が担当し、妻の帰宅に合わせ食卓の準備をしているといいます。
渡辺さん(妻)
「料理担当が女性に偏るのは、男性が料理が苦手であったり、男性の方が帰宅時間が遅いというのがあると思うんですよね。
得意不得意もあるので、夫婦で納得しているのであれば無理に男性が料理をしなくてもいいとは思うのですが、働き方の部分がネックの場合は何か考える余地があるんじゃないでしょうか」
渡辺さん(夫)
「例えば2人ともフルタイムであれば、夕方仕事を切り上げて帰るのは女性という風潮になっている。
雇う側も、子どもがいる女性社員には残業をお願いしにくいけど、男性社員にはそうでもないとか…
その辺りが改善されないと、なかなか問題は解決していかないと思います」














