もうすぐ大雨のシーズンです。広島県内の中学校では14日、デジタル教材を使った防災教育が始まりました。

タブレットやパソコンを使って災害に必要な備えなどを学習する、「ひろしま大雨防災eラーニング」です。広島県が、広島大学と連携しておよそ1年かけ開発しました。

生徒たちは、動画で防災について学び、学校や自宅の周辺に潜む災害リスクをハザードマップで確認し合っていました。

このあと、演習問題を通してハザードマップや避難経路の基礎知識の理解を深めていました。

生徒たち
「安全と思われる場所でも別の危険性があると考えられる。(避難は)状況にあわせ道を変えたい」
「避難グッズを備えていないので、家に帰って、水や食料を準備したい」

生徒たちは、それぞれの避難計画「マイ・タイムライン」を練るとしています。