新おおつち漁業協同組合によりますと14日出荷されたウニは146キロで、去年の同じ時期と比べると4割ほど少ないということです。また、値段は1キロ当たり1万8300円から2万500円で去年より5000円から6000円ほど高くなっています。

ウニの身入りが悪いことについて、岩手県水産技術センターでは「海水温が高く、ウニのエサとなるコンブ類が少ない影響で水揚げ量が例年より少なくなっているし、身入りも色も悪い」と分析しています。

そうした背景から、今シーズンのウニ漁については「厳しい状況が続くと予想される」との見解を示しています。