羽咋市では70代の男性がネット広告を通じて知り合った投資アドバイザーを名乗る人物から、「今は金(きん)を保有した方が儲かる」などと勧められ金の取引名目で11回にわたり現金合わせて4500万円をだましとられる被害が、11日明らかになったばかりです。
SNSを使った詐欺としては今年に入って最高額です。
NECソリューションイノベータ・高江茂さん「サイバー攻撃にもトレンドがある。被害の出方が大規模になってきている。そこに対しての注意点であったり、そうならないための対応を話させてもらっている」
サイバー犯罪への対処能力を高めるため、県警では2016年から被害防止に向けた教育や啓発活動、サイバー空間のパトロールなどを行う防犯ボランティアを開始。
翌年からは民間事業者らが顧客データをもとに最新の情報提供や助言を行う、テクニカルアドバイザーを委嘱しています。高江さんもその一人です。

高江茂さん「直接的な手口そのものを調べていたり、その見つけ方。技術的なところで県警の皆さんと犯罪にあたれるようなかたち。当然ながら犯人に直接対応するわけではないが、技術をもって県内の犯罪を減らしていけるような活動になれば」