今年6月時点で感染者数は去年1年間を超える数に

 人食いバクテリアと呼ばれているのは「劇症型溶連菌」で、直近10年の感染者数のデータでは、今年すでに過去最多を更新しています。2020年~2022年のコロナの期間は少し数が減っていますが、基本的には年々増えていると状況です。今年は6月2日の段階で977人というのは、過去最多だった去年1年間の941人を超えていて、このペースでいくと2倍以上に急増するということになります。

 5月27日~6月2日の1週間で京都府で2人感染が確認されていて、関西の累計は129人となっています。