「8000万円で持っていくべき」B課長は業者との会食後に“心変わり”?

キーパーソンとなるのが、契約手続きの事務を担当するB課長です。B課長は本来、契約の金額交渉の場には出るような人ではありませんが、契約の事務を担当するということで、関わり始めました。このB課長が去年2月ごろに業者と会食をしていたことも後々わかってきます。公正契約職務執行マニュアルでは、関係業者との会食は、たとえ割り勘であっても禁止されています。
B課長は、淀ちゃんを処理した直後の去年1月26日は、業者の見積額について『言い方は悪いですが、とんでもないぼったくりですね』という認識を示していました。このほかにも『単価どう考えても上げすぎ』『二重計上などあやしいとこだらけですね』『技術費で20%加算ってありえないです』と、具体的なことにまで言及していたB課長。
しかしその後、去年2月ごろに業者と会食していたということがわかってきています。この約1か月後、去年3月のメールのやり取りでB課長は『私の感覚ではせめて7500万円以上できれば8000万円で持っていくべきと思っています』とコメント。また『地元企業との関係悪化は非常に良くないですね』『こちらから泣きついておいて金額が高いから払えないというのはありえないですよね』という意見も示しています。
この後、結局、大阪市側は積算していき、7500万円としました。ただ、委託業者の8000万円とは500万円の乖離があり、去年3月27日に生々しい交渉が行われることになります。














