やはり落胆の色は隠せない地元の声

【佐渡を世界遺産にする会 中野洸会長】
「期待していたんですけど、きのうの発表を聞いて残念だという気持ちですね」

【ゴールデン佐渡 鈴木徹社長】
「今後、世界遺産委員会において審議がなされ、結論が出されるということですので、その審議結果を待ちたいと思います」

【地元の人】
「期待していた以上にがっくりきているから。今年こそは、って意味では」
「登録されることを祈ります。佐渡は変わる。変わってもらわなければ困るしね」

期待していた観光業界でも落胆の色を隠せませんでしたが…

【サンフロンティア佐渡 前田秋晴専務】
「ぜひ7月の登録、最後の最後まで期待したい。そのためには我々でできることがあったら頑張りたい」

【佐渡を世界遺産にする会 中野洸会長】
「これからやっぱり我々ではなくて、日本の政府としてどのように対応するかということだと思っています」

新潟市の万代地区に掲げられていた懸垂幕では、「イコモス登録勧告」という文字を用意していましたが、急遽「情報照会」の文言に変わりました。

13年間活動を進めてきた市民団体は、7月の世界遺産委員会に向けて機運を高めたいとしています。