■「人のつながりは壊せない」ロシア・ウクライナ 2人の講師はーー

2週間で6都市を回ったワークショップも終盤。この日は、ちょっとした打ち上げです。
ウクライナ出身・エリザベータさん
「(ウクライナの)オデーサにイタリア料理店があって、パッションフルーツのカクテルがおいしいの」
ウクライナ出身・エリザベータさん
「タチアナが見ているんだけど(笑)」
ロシア出身・タチアナさん
「私はカクテル飲まないから、飲むとしたらシャンパンよ」
ロシアバレエ団に所属 近藤雅代さん(28)
「私もですよ」
ハセンキャスター
「めちゃめちゃ仲良さそうなんですね」
ロシア出身・タチアナさん
「ええ、私たちは仲間よ」
ハセンキャスター
「近藤さん タチアナさんはどんな存在なんですか?」
ロシアバレエ団に所属 近藤雅代さん(28)
「本当に大事な存在ですね。家族みたいな。もうずっーと一緒。ちょっと疲れるぐらい一緒。母親ではないかな~3歳児ぐらいかな・・・今のは通訳しません」

ロシア出身・タチアナさん
「何か、良くないこと?雅代、何か良くないことなの?」
これまでもツアーでは数か月間、寝食を共にしてきた3人。ここには国籍の壁はありません。
ロシアバレエ団に所属 近藤雅代さん(28)
「本当に私たちは、クラシックバレエの本場を伝えたいっていうだけ」
ハセンキャスター
「本当に子どもたちのために、タチアナ先生じゃないとダメだった?」
ロシアバレエ団に所属 近藤雅代さん(28)
「タチアナ先生じゃないとダメだった。今回はこの3人じゃないとダメだった。だから…やっぱり芸術にそういうのって関係ないし。子どもたちにとってもそうだし、そこに関して何か難しいですけど、バレエってそういうもので、壊せるものじゃないと思う」