「津波避難ビル」としての運用が始まった青森県八戸市のショッピングセンターで8日、津波避難訓練が行われました。

大津波を想定した訓練には江陽地区の住人などおよそ150人が参加しました。参加者たちは新たに市の津波避難ビルに指定された「ラピア」に集まると、螺旋階段を使って屋上までの避難経路を確認しました。

※参加した住人は
「階段はきつかったです。(避難場所が)この辺だと距離が長くて」
「実際にこうやって登ってみて避難のイメージもできたので参加してよかった」

※江陽地区自主防災会・田邊隆会長
「お店がやっていない時は どこからはいればいいのか。そこを皆さんに知ってもらいたい。水や簡易な食べ物とか入れたものを持って参加する。これもとっても大事だな」

市は今後、ラピア屋上に食料や水などの備蓄を進める方針です。