コンテストのために新たに作られたスイーツ

まずは和菓子部門。ことしで創業100周年を迎える名古屋市南区の老舗和菓子店、「本松(ほんまつ)」からは「鬼(おに)おにマン」がエントリー!

あんこと、すった伊勢芋を混ぜて鬼の顔を描いた練り切りと、上に乗っているのは名古屋名物の鬼まんじゅう。あんこと芋、それぞれの甘さが絶妙にあわさった、今回のコンテストのためにつくられたオリジナルスイーツです!

(本松 川合幸代代表)
「コンテストっていうと、ちょっとインパクトがあった方がいいかなと思って、かわいいものを作ってみました。まさかこんな選ばれるなんてあまり思っていなくて、ちょっとびっくりしてますけど、ここまできたらぜひとも(藤井八冠に)選ばれたいなと思ってます」

続いて「洋菓子部門」。生菓子や焼き菓子など約100種類を展開する名古屋市中村区の洋菓子店「ステラプリンス」からは、「くま棋士」がエントリー!

名古屋コーチンの卵に、弥富市で採れた「ルバーブ」という酸味のある「ふき」のコンポートなど愛知ならではの食材が使われていて、滑らかで濃厚な味のクレームブリュレにルバーブの酸味がアクセントになった、この時期でも食べやすいスイーツに仕上がりました!

(ステラプリンス 伊藤泰浩店長)
「藤井聡太さんという名前を聞いて、ちょっとこれは頑張るしかないと思って応募しました。(藤井八冠に)食べてもらっていろんな方に知ってもらうことが一番の魅力」

毎回、棋士たちがどんなおやつを選ぶかにも注目が集まる将棋のタイトル戦。3年前、名古屋で行われた王位戦では、藤井八冠が「ぴよりんアイス」を食べたことから「ぴよりん」はすっかり名古屋土産を代表するお菓子になりました!

今回も「ぴよりん」に次ぐ新たな名古屋名物は生まれるのか?コンテストの結果は今月17日に発表されます。