休憩していた男性、靴には金属製の爪のついた滑り止めが。

新潟・小千谷市から
「下を歩く人にけがさせたり、家族に心配をかける。安全策はしっかりと」

日の当たる尾根は雪解けが進み、ちょっと怖い場所もあるのです。

神奈川から
「雪解けの模様が好きで、これが見たかった。あそこにアヒルが泳いでいるような模様が…」

登山口から歩くこと、6時間。急な登りの先に山小屋が見えてきました。
標高およそ1900mに建つ避難小屋『駒の小屋』です。

キンキンに冷えた雪解け水があり、登山者によると、この水で顔を洗うと気持ち良く、暑い中歩いて来たので、この水で生き返るそうです。

魚沼自然大学 目黒広保さん
「小屋から300mほど上流からパイプで引いている。秋のうちに設置しておかないと(水場は)雪の下なので」

この日は小屋開き。
暗いうちから登ってきた小屋番メンバーのうち4人が雪囲いを外し、雨どいなどを取り付けました。