県高校総体・相撲の個人戦80キロ級は2022年の全国高校選抜で日本一に輝いた中部農林高3年、眞榮里優翔が登場した。

日本一になった後、腰に違和感などが出た眞榮里は去年の県総体、まさかの敗退。不調が続いていましたが、今年は雪辱に燃えていた。

▽眞榮里優翔(中部農林高3年
「相撲は気が抜けないので、相手を余裕と思わないで、一番一番集中して、勝って勝って」

体重をやや落とすことでスピードやキレが増したという眞榮里、4戦全勝で80キロ級を制した。

▽眞榮里優翔
「今回はワクワク、調子が良くて久しぶりにワクワクしたんです」「もう1回、日本一を取って、みんなに、小濱監督にもお世話になったので、恩返しできるように頑張りたいです」

無差別級決勝は北部農林高3年の崎山大喜。100キロ級で全国高校選抜準優勝の中部農林高3年・山城 咲武斗をやぶり初優勝。100キロ以上級でも優勝し2冠を達成した。

▽崎山大喜(北部農林高3年)
「小学校からずっとやってきたんですけど、初めて優勝して。うれしいです」
ーインタビューも初めてですか?
「はい。恥ずかしいです(照れ笑い)」

強敵を下しての初優勝に、喜びを嚙みしめるような笑顔を見せた。
(全力部活取材班)