『阪神高速道路が値上げ』長距離ドライバーなどに影響か

 最後に『阪神高速道路の値上げ』について見ていきます。ETC搭載・普通車の場合は以下のようになります。

【5月まで】
・32.3kmまでは、距離に応じた料金
・32.3kmを超えたら、一律1320円
【6月から】
・51.7kmまでは、距離に応じた料金
・51.7kmキロを超えたら、一律1950円

 阪神高速によりますと、多くの人は阪神高速を使う際の距離が32.3km以内で、この値上げが影響する人は全体の1割ぐらいだということです。


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 一方で阪神高速は深夜割引を導入。午前0時から午前4時までの間に高速の入り口を通過した利用者は2割引になります。トラック運転手などがこの恩恵を受けることになるのかもしれません。


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 また「迂回割引」も導入されます。一般的には最短ルートを選ぶものですが、その道が渋滞すると「迂回」という選択肢も出てきます。ただ、距離が増えると料金も上がるため、迂回したくない人が大半でした。

 新たに始まる迂回割引の適用後は、迂回路と最短ルートの料金が同一になります。例えば、南阪奈道路のそれぞれのICや第二京阪道路のそれぞれのICから、第二神明道路の伊川谷・玉津・大久保・明石西に行く区間は、迂回をしたとしても料金は同じです。

 割引が適用される事例について詳しくは阪神高速のHPをご覧ください。