あなたはなぜレコード店へ?「サントラを探しに」「レコード独特の香り」
オープン後の店内は多くの人でにぎわいます。目的は人ぞれぞれ。
「ルパン三世のサントラとかを探していました。再放送で見ていたので。子どもの時に。音楽がいいなと思っていたので」
「レコードの独特の香りがあるじゃないですか。あれを久しぶりにお店でレコードを聴いて、またほしいなと」
「ジャケ買いじゃないですけど、ジャケットでかっこいいのがあったら中身も聴かずに買ったりとかはたまにありますね」
昨今のレコードブームもあいまって店内には…
(TOWER VINYL梅田店 米山大紀店長)「中古盤ではALEX BROWNの『In Search Of Love』がいまお店にある中で一番高い商品になります。税込み価格22万円。すごくレアな商品になるんですけど。1970年にリリースされたアメリカのソウルシンガーなんですけど、いわゆる宣伝用に配られたものしか存在していないと言われていて、一般に流通していないということで特に価値が上がっていますね」
午後0時30分。店内に仲が良さそうなカップルがいました。最近になって誕生日祝いにレコードプレーヤーを買ったんだとか。
「お祝いに父親から1枚だけレコードをもらってそれしかなくて、追加できょう買いに来ました。『ホテルカリフォルニア』ってやつ、それ1枚だけをずっと聴いているんです」
そんな2人が初めて購入するレコードは?
「レコードプレーヤーを買ったら絶対にQUEENのアルバムを買おうって話をしていて、きょうやっと見つけたので。今回買うのは王道な曲がいっぱい入っています。サブスクや電子だとシャッフルとかで自分好みの曲とかを選んでくれるけど、こうやってちゃんと1枚のアルバムをしっかり聴きながら、音楽を聴く時間をもてるのはすごくいいなと思います」