勝負の分かれ目は “持ち時間の短さ”
(若狭キャスター)
勝負のお別れ目、ポイントはどのあたりですか?
(大石アンカーマン)
そうですね、まず、王手をかけている伊藤七段は、あす(31日)先手番です。先手番の方が、自分が思い描いた将棋ができるので、有利と言われています。
杉本師匠によりますと、伊藤七段の勝ちパターンは先手番を利して、先行逃げ切り。一方、藤井八冠の勝ちパターンは、相手のミスを見逃さず、そのミスをしっかりつけていけるかどうか、ミスを見逃さないというところなんです。

では、伊藤七段が先行逃げ切りでミスをしなかったら…伊藤七段はそのまま逃げ切るということですが、杉本師匠も絶対ミスはするもんだというふうに言っています。
そういう意味では、ここの対局は本当に楽しみではありますよね。

(若狭キャスター)
勝負の分かれ目があるようですね。
(大石アンカーマン)
杉本師匠は「持ち時間の短さ」とみています。叡王戦は、名人戦と違うんですよね。名人戦は持ち時間が9時間でタイトル戦で最も長い。一方、叡王戦は4時間でタイトル戦の中では一番短いんですよね。
持ち時間が短いということは、考える時間も短くなります。そうすると我々も考える時間が短いときってミスしたりしませんか?
(若狭キャスター)
そうですね、大体ミスが出るのはそういうことですもんね、焦っちゃってということですからね。


(大石アンカーマン)
だから、この短い時間で対局すると、ミスも出てくるだろうと。そして、持ち時間が2人で8時間になるわけですが、あす(31日)の午後6時以降に持ち時間が切れて、1分将棋になると1分で次の手を考えなきゃいけない。そうすると当然ミスが出てくるかもしれない。
この持ち時間の短さが、どう影響するのかということです。
(若狭キャスター)
どんな戦いになるのか。あした(31日)午前9時から千葉県の柏市で行われます。














