「体験的学習活動等休業日」とは、家庭や地域における様々な体験活動の充実を図るため、自治体が独自の休校日を定めることができるというもの。
鳥取市では令和4年度から『やってみよう!でー(day)』として市立小・中・義務教育学校、市立幼稚園に導入。5月のゴールデンウィーク、そして11月の文化の日前後に独自に休みを設定し、子どもたちが家族や地域で過ごす時間にあててほしいとしています。
今年のゴールデンウィークは、連休の中日となる4月30日から5月2日までの3日間を休みとすることで、鳥取市の子どもたちは10連休となりました。

鳥取市教育委員会の担当者
「普段学校ではできない家庭や地域における体験活動を増やすこと、そして、この機会に保護者や教職員についても有給休暇の取得促進の機運を高めて、ゆくゆくは社会全体の働き方改革につなげられたらという狙いがあります。
今年で導入から3年目になりますが、実際に保護者のアンケートでは『こういう制度を理由にすることで会社にも休みを申請しやすかった』という声もありました。」
教職員もこの期間は有給休暇を取得しやすく、家庭の時間を確保できるというメリットがあったということです。
一方で、保護者からはこんな意見も。