心を救ってくれた銭湯を守るため

作業すること約1時間半、この日の掃除が終わりました。
(竹林さん)「皆さん今日もお疲れさまでした!」
(メンバー)「お疲れさまでした!」
そして頑張った後には自分たちで磨いた東山湯の貸し切りです。
(竹林さん)「一番風呂いただくわ俺!よいしょ!あぁ~気持ちいい!最高っすねやっぱり風呂は。銭湯って全員丸裸になって入るわけじゃないですか。そこには出自も仕事も、僕が浪人して留年していることも何も関係なく、バックグラウンドが一切関係なく、裸の状態で話ができる」
そしてサークル活動を通じて目指す竹林さんの壮大な目標とは?入学2年目にコロナ禍が訪れた竹林さん。外出できずに塞ぎ込んでいたときに救ってくれたのが銭湯でした。
(竹林さん)「こんなに快活そうに見える僕なんですけれど落ち込むこともあって。とりあえず風呂に行くか…と銭湯に行ったらいつもの顔ぶれがいて、そこでほっとして。なかなか勉強がうまくいかなくて…と言ったら、そんなこともあるだろみたいな。どうせお前は留年するんだから、え~ちょっと~、みたいな話をしながら。そこで心を救われた経験があって銭湯に恩を感じていて。そういったところで恩返しもできたらなということで。(京都では)毎年7軒くらいのペースで歴史ある銭湯がひとつひとつのれんを畳んでしまっている状況にあるんですよね。京大銭湯サークルでの清掃活動を通して、銭湯の掃除のノウハウを学んでくれた他大学のメンバーが、それぞれの大学に帰って独立して銭湯サークルを立ち上げてくれたら、京都市の全ての銭湯を網羅できるんじゃないかと」
竹林さんの夢は京都中の大学に銭湯サークルを立ち上げ、全ての銭湯を守ることにありました。集合から2時間半が経った午前3時。
(竹林さん)「お腹が空いている人がいたら一緒に牛丼でも食べに行きましょう。ありがとうございました!お疲れさまでした!」
ひと仕事を終えた若者たちは夜明けが近づく京都の街に消えていきました。














