2016年に出馬時の「7つのゼロ公約」どれくらい達成?

27日に蓮舫氏が都知事選出馬を表明した際、小池知事について「この8年間の彼女の功績・実績はどうでしょうか?7つのゼロ公約、どこにいったんでしょうか?」と批判をしています。

2016年 都知事選出馬時の7つの公約です。現在どのくらい達成されているのでしょうか。

1.「待機児童ゼロ」8466人(2016年4月)→286人(2023年4月)
2.「ペット殺処分ゼロ」203頭(2015年度)→0頭(2023年10月時点)
3.「都道電柱ゼロ」39%(2016年度末)→46%(2022年度末)
4.「介護離職ゼロ」7800人(2017年)→1万4200人(2022年)
5.「残業ゼロ」都職員月平均13.5時間(2015年度)→16.8時間(2022年度)
6.「満員電車ゼロ」東京圏31区間の混雑率164%(2015年度)→123%(2022年度)
7.「多摩格差ゼロ」市町村総合交付金483億円(2015年度)→620億円(2024年度)

萩谷麻衣子 弁護士:
小池さんが立候補することを前提に、女性対決だと言われていますが、そこに注目が集まるということは、政治において活躍する女性がまだ少ないのかなと思います。

ただ女性対決であっても、このような報道が多くなることによって、政治に興味のない方にも関心を持ってもらうきっかけになってほしいです。

井上貴博キャスター:
早く政策論争になってほしいです。蓮舫さんの会見を聞いていると反自民、小池都政のリセット、そこばかりが強調されています。

今まで体制批判を繰り返すことが強みになっていましたが、なぜ都知事選に出馬したのか、“反自民”で出れば選挙に勝てるのではないかという思惑が透けて見えるような気がします。

萩谷麻衣子 弁護士:
これから公約が出るので“反自民”の中身を見ていかなければなりません。無所属で出馬したということは、やはり無党派層の取り込みを狙っていると思いますので、どこまで食い込めるか、公約が出たらしっかり見極めたいと思います。