今年の新潟県の「街の住みここちランキング」が発表されました。大手不動産会社がまとめたもので去年の1位は「新潟市西区」。今年は順位が変わり、あの街がトップになりました。

大東建託が29日に発表した「街の住みここちランキング」

インターネットで県内在住の20歳以上の男女を対象に実施したもので、今年で6回目。全部で1万3000人余りの回答をもとにしたランキングです。
その結果、第3位は…「田上町」

JR田上駅から新潟駅まで35分という利便性などが評価されました。

第2位は…「新潟市中央区」

新潟市の行政区で最も人口が多く、土地の価格も県内一。4年連続で2位となりました。

そして…
「第1位は聖籠町です」

バイパスや幹線道路などが通っていて隣接する新潟市や新発田市へのアクセスの良さや子育てのしやすさなどが魅力です。

【大東建託 賃貸未来研究所 宗健さん】「少しずつですけど人口を増やしてきている。そういう独立性のある大都市近郊の住みやすい街そして財政的な余力がありますから当然住民サービスにも資金を投入できる」

聖籠町に住む人はどんな住み心地を感じているのでしょうか。
【30代は】「アルビのホームタウンがあったり、スポーツ、果物あと東港があったり、割とまんべんなくいろいろな分野で栄えているところだと思います」

【60代は】「スポーツの施設とか、あと体育館もあるし結構住みよいと思います」

【40代は】「(子どもの)医療費とか病院に通ったりするのでその時も他の市町村と比べると負担は少ないなと」

こちらが、県内の「住みここちランキング」ベスト5です。

新潟市西区は、去年1位でしたが4位に下がりました。

元日の能登半島地震での被害が影響したかについて専門家は…
【大東建託 賃貸未来研究所フェロー 宗健さん】「実際は影響はないんだろうと思います。回答者属性の変動ということで大きな影響が何らかの外部要因だったということではないんじゃないか」

一方、県民の「住みたい街ランキング」も発表され、1位は6年連続で「新潟市中央区」でした。みなさんはいま住んでいる街をどう感じていますか。