ベッドマットレス 洗浄するとやわらかさも復活

そして、街で125人に聞いた「梅雨に丸洗いしたいもの」で1番多かったのが...

29歳女性:
「マットレスとかがどうなっているのかは気になります。ダニやばそう。カビやばそう」
25歳男性:
「飲みこぼしとか。ベッドがマットレス一体型のやつなので洗いにくいんですよ」

第1位は「ベッド」。特に高温多湿を好むダニが生息しやすいと言われるマットレスは要注意なんです。

「子どもが吐き戻しをしちゃうんで、どうしてもミルクの汚れがついちゃう。見たらイヤだから見ないです」と話すのは生後3か月の赤ちゃんがいるママ、奥田真衣さん。
購入してまだ1年ほどというマットレスを実際に見せてもらうと、ミルクを吐き戻したシミなどがあちらこちらに。毎日のことなので、掃除もままならないと言います。

そんなママの救世主が、年間300枚近くのマットレスをクリーニングしているという、「ダスタリー東京」の江沼喜久雄さん。

マットレス丸洗いと聞くと気になるのが、中のコイルが錆びないかということですが…

ダスタリー東京 江沼代表:
「中のコイルは濡らさないように水の量を調節しながら、コイルに触れないようにやっていきます」

これぞプロの技。まずはほこりを掃除機で吸い取り、植物性の洗剤を吹きかけてブラシで軽くこすります。
そして登場するのが、掃除機のような形のスチームクリーナー。

100℃のスチームで、臭い、シミ、カビなどを分解、さらにおよそ60℃で死滅すると言われるダニも一掃できるといいます。

スチームをかけた後に、ダニの死骸や内部の水分などを一気に吸い取ると、汚れを含んだ黒い水が出てきました。

最後は特製のドライヤーで乾燥。黄色く目立っていたシミもキレイに消えて真っ白に!
さらに、奥田さんが寝転んでみると…「え、めっちゃやわらかいです。本当にやわらかいです」

そう!クリーニングすることで、汚れやダニの除去だけでなく、クッション性も復活するんです。普段はマットレスに寝かせると泣いてしまうという生後3か月の娘を寝かせてみると…

マーケティング部 原部員:
「わ~笑っていますね」

満足げな笑顔でバンザーイ。気持ちよさそうに伸びをしていました。

このマットレスクリーニング。セミダブルで片面の場合、時間は約2~3時間。料金は1万8700円とのことです。