エアコン内部はカビとホコリのヘドロ状態!

家の中で丸洗いしたいもの、第2位は「エアコン」
中のフィルターは洗えても、それ以上はなかなか自分では難しいとの声も多く聞かれました。

原部員がおじゃましたのは、千葉県に住む田高さんのお宅。2001年製のエアコンはかなり黄ばんではいるものの、現役で稼働中とのこと。ただ、フィルター以外はこれまで全く掃除をしたことがないといいます。

その内部を、エアコン掃除のパイオニア「ダスキン」の山下亮太さんに見てもらいました。たまに掃除をしていたというフィルターは多少ほこりがついているものの、カビのようなものは見られませんでした。
しかし、カビは別の場所に大量発生していたんです!

エアコンで一番カビが生える場所。それは、エアコンの吹き出し口の奥にある送風ファンの部分。筒状でくるくる回るファンの全体が、黒くドロドロになった汚れで覆いつくされている状態。吹き出し口の羽根にも黒いドロドロがびっしり!

ダスキンサービスマスター 山下店長:
「カビとホコリが固まって積もっている状態ですね。カビも多少は飛んでいたと思います」

このエアコンの内部をプロが高圧洗浄機で掃除すると、黒い液体とともに黒い固形状のものが大量に流れ出てきました。これがカビ。20年分の積りに積もったカビがごっそり取れました。仕上がりをみた田高さんも「うわ~キレイ!!エアコンの中が見える!」

クリーニング料金は、お掃除機能なしのエアコン1台で1万5400円、お掃除機能付きのものは2万6400円。ただし製造後9年を経過している場合はクリーニングできないこともあるので要相談とのことです。